2008年6月24日火曜日

FX Today's exchange trend expectation

本日の東京タイム、ドル/円相場は108円挟みの揉み合い。新規材料に乏しいなか、今夜から明日に掛けて実施される米FOMCを注視している向きが多く、売買は総じて手控えムードが強かった。
そうしたなか、夕方に掛けてポンドやスイスなど一部の欧州通貨が若干荒れ模様。「英系の大手銀行がスイス系大手銀を買収する」--の噂や、英銀大手RBSによるサムライ債発行にともなう円売り観測などが相場の撹乱要因となっていたようだ。

ドル/円相場は、マーケットの現在「主役」でないということも関係しているのだろう。テクニカルには107.00-108.50円といった非常に狭いボックス相場入りしている感を否めない。本日の東京タイムも、そのボックス内での値動きとなった。居心地の良い107円台を中心とした揉み合い相場がいましばらく続く可能性を否定出来ないだろう。
なお、通貨オプション市場の観点からすると、本日に権利行使価格108円のオプションが大量に満期を迎えるようだ。その求心力が働くこともあり、目先は動きにくいとの指摘も一部参加者から聞かれていた。

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