2008年4月7日月曜日

FX Today's exchange trend expectation

先週末の欧米市場は、米雇用統計発表前後の荒れ模様を経て、終わってみればドル安、円高。
その組み合わせとなったドル/円は、東京夕方から1円程度も下のレベルでNYを大引けている。
発表された米雇用統計は非農業者雇用数、失業率とも悪化したことでドルが急落。
そこから一時ドルが急反発に転じるも、再び売りなおされて結局安値圏での越週となった。

前々から指摘されていたこととは言え、米国の景気後退局面(リセッション)入りがほぼ確実となった。
先週末に発表された米雇用統計がその最終的な決定打を放った格好だ。
そんな米景気に関係する注目材料は大きく2つで、
ひとつは今後実施されるだろう追加利下げについて。
ピークからすでに3%も金利を引き下げているが、さらなる利下げを否定出来なくなった。

それに対するもうひとつの注目点は、単なるリセッション入りに留まるのか、
それともスタグフレーションに陥る可能性があるのかどうかだ。
仮に後者、スタグフレーション入りとなれば、
かなり長期間にわたりドル安が進行する可能性を否定出来なくなる。

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