2008年4月17日木曜日

FX Today's exchange trend expectation

本日の東京タイムは基本揉み合い。ドル/円が50ポイント弱のボックスとなるなど、主要通貨ペアは総じてレンジ内での一進一退に終始している。日経平均株価が3日続伸、前日比252円高と大幅な上昇を記録したものの、マーケットへの影響は限定的なものに留まった。

このあとの欧米タイムも引き続きNYダウを中心とした米株の動向に左右される展開か。依然として為替と株価が強い連関性を持っているという状況にも変化はなく、「株高=円安」あるいは「株安=円高」という構図が続いている。昨日発表されたJPモルガン・チェースなど米金融機関の決算はマアマアの内容、また本日早朝に発表されたIBMやeベイの決算も良好で本日の日経平均株価は3日続伸となった。それからすると、欧米株価は続伸が期待されるものの、昨日WSJ紙が評価損発生観測を報じたメリルリンチが今夜決算を発表するとあって、そちらに対する警戒感も台頭しているようだ。
なお、そうしたなか本日も重要とされる米経済指標の発表や、通貨当局者による講演などが少なくない。そのなかでとくに注意すべきものは、経済指標でいえば4月のフィラデルフィア連銀景況指数、講演はフィッシャー・ダラス連銀総裁の講演が注視されている。

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