2008年4月23日水曜日

FX Today's exchange trend expectation

本日の東京タイム、ドル/円は103円挟みの揉み合い。新規材料に乏しいこともあり、レンジを抜けていくことは出来なかった。
しかし、その一方でユーロ/ドルを中心にユーロ/円もやや荒い値動き。とくにユーロ/ドルは午後早い時間帯に一時100ポイント程度の下落をたどるも、そこから急反発。結局行って来いで大引けている。ちなみに、フランス国債の償還に絡む思惑や、独系銀行破綻懸念のウワサなどがユーロ売りに寄与していた模様。

テクニカルには、一目均衡表の雲を巡る攻防が注視されている。昨日ドルは反落に転じたものの、先行帯の雲が急下降していたこともあり、本日はその上限が位置する102.90円レベルに絡む値動きとなっている。一目の雲の上限をNYクローズで上回ることが出来るのかどうか、明日以降の展開を見極める意味でも取り敢えずは注意をはらってみたい。
それに対するザラ場ベースのサポートは本日東京安値の102.80円レベル、一目の基準線が位置する102.30円レベルなど。

一方、このあとの欧米タイム、材料的には発表される米経済指標に要注意か。本日は3月の中古住宅販売件数や4月リッチモンド連銀製造業指数などが発表される予定となっている。また、為替にどれだけ影響を与えるのか不明だが、ペンシルベニア州で実施される米大統領選の予備選にも一応要注意。
そのほかでは、東京午後に一部で独系銀行破綻懸念のウワサなどが聞かれていたこともあり、ドルなどよりもユーロ絡みの相場にすべきとの声も一部インターバンク・ディーラーからは聞かれていた。



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