2008年3月21日金曜日

主要市場休場で商い閑散、基本的には小動きか

本日の東京タイム、主要通貨ペアはレンジ内で揉み合い。
ドル/円は早朝にやや荒れ模様の展開をたどって以降、
70ポイントほどのボックス内での一進一退に終始している。

グッドフライデーということで、主要な欧米市場は休場となるがアジア、
オセアニアタイムも豪州やNZ、シンガポールなどが休場となったこともあり、
積極的な動意は手控えられた。

今週はじめに示現した95円台が当面の底になったとの見方に変化はないが、
一方でドルの上値も重く上げ渋りの様相がうかがえる。
本邦実需筋なども、目先の100円台は売り場との認識が強いようなイメージだ。

本日はグッドフライデーでこのあと主要な欧米市場はいずれも休場となるため、
基本的には「薄商いが故に小動き」を予想する。
しかし、逆に「薄商いが故に荒れる」という可能性も否定できず、一応の注意を要したい。

テクニカルには、本日が週末金曜日と言うことで、
その週足の陰陽を注意してみたい。
ちなみに、データでは今週のドル/円相場は99円前後で寄り付いたことになっている。
それより上のレベルで引ければ週足は陽線、下なら週足は陰線ということになる。
また、後者の場合はさておき、前者の場合には3円を越える下ヒゲを残す格好となるわけで、
これは中長期はともかく短期的な底入れのシグナルと考えられる。

その場合、来週に掛けてドルはさらなる上値を試す展開を否定できなくなりそうだ。

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