2008年3月23日日曜日

金曜のUSD/JPY相場は

1ドル=98円台で始まり、ドル高・円安方向に動きました。
お昼頃に99円台、夕方以降のロンドン市場では100円台を回復しました。
その後のNY市場では再び98円台まで大きく円高方向に戻される場面もありましたが、
今朝の時点では1ドル=99円台前半の水準です。

仮に、96円や95円といった水準まで円高が進んだ際に、円買いの投資行動をとるのは危険性が高いと考えます。なぜならば、相場の目処(目標値)を超えて動いた場合、ほぼ必ず、一旦は目処(今回の場合は1ドル=100円あたり)まで戻ってくることが経験則的にわかっているからです。

月曜日に本当に95円台まで円高が加速しましたが、
水曜日の朝にはあっさり100円まで戻りました。
見通しとしましても、これまでの一方的な円高局面が終息するに際し、
今週前半は極端な乱高下が見られました。
しかしそれも徐々に落ち着き、横ばいの保ち合いを形成する局面に移行すると考えます。

金曜はドル円ではなくて、ユーロ円の円高
(一時1ユーロ=151円台を記録。今朝は1ユーロ=153円)が目立ちました。
ユーロ円が大幅に下落する(円高になる)可能性は小さいと考えますが、
本日以降、円高が加速した場合の目処としては、ちょうど1ユーロ=150円前後が浮上します。

今週は、米国が3%から2.25%へと大幅利下げを敢行しましたが、
もうひとつ気になった高金利のトルコは、連続利下げ観測がありましたが、15.25%で据置でした。

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