2008年3月21日金曜日

海外市況

ドル/円は、昨日のNYでの急騰を反省するかのように東京で下げ、
欧州で下げ、ロンドンで下げ97円69。
しかし、ロンドンの午後からは次第に盛り返し98円70レベル。NYに入って、
米証券会社の予想を上回る決算内容から99円円台へと回復。
その後もNYダウの好調さから99円80レベルまで上伸するが100円台には届かず。

午後に入るとそれまで好調だったNYダウが翳り始め、
下げ幅を増大させていくに従いドル/円も頭打ち。
ただし、株式の下げ(-300ドル弱)に比するとドルはそれほど売られていない印象。

100円と95円どちらの出口から抜け出ようとするのか、しばらくはぐずぐずしそうな予感。 

ユーロ/ドルは東京時間からのドル売りが欧州時間になっても続行され、
1.56前半から上昇。ロンドン午前中には1.5784まで値を伸ばしていた。
しかし、昼前からは一歩前進二歩後退という感じで下落。
米証券の好決算?をきっかけにしたドル買いに1.57前半から1.56割れ寸前まで100ポイントも下落。
NY午後、いったん1.5670レベルに戻すもイ-スタ-前のポジションクロ-ズか、
再びユ-ロ売りが出て1.5585まで下落。
引けは1.56前半まで戻したが、ユ-ロ上昇にも翳りが出てきたか? 

クロス・円はNYに入ってから資源国通貨といわれる
豪ドルやカナダ・ドルが商品相場の下落に追随して売られていたため
ドル/円以上の下げを見せていた。
若干、底固めのようなチャ-トも描きつつあるが、
この荒れ相場に油断は禁物。イ-スタ-で薄くなったところを狙う輩が出るやも知れず。

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